古瀬戸
骨董品・陶片を教科書代わりに・・・。
骨董品・陶片は、焼き物作りに最もたくさんを教えてくれるもの・・。
たとえば、土みせ(おもに器の後ろ側・うわぐすりの掛かっていない部分)、
その質感から焼成温度を感じとってみる。(昔の陶工は必要以上の高温
では焼いていないようだ。)
また、昔の陶器の貫入(土と釉薬の収縮率の違いにより、焼成後陶器の釉薬表面にあらわれる)
には現代陶器のそれとは違った、細かに美しく規則的な貫入のさまが見てとれる。
今回の古瀬戸作品には貫入の細かな様子が出ています。
古陶の質感再現をしようとおもえば、なかなか難しいものでありますが、
追求すべきテーマであるかと思います。
(各写真はクリックすると大きなサイズで御覧いただけます。敬称略。)
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